Log in

計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。(吉田松陰)【opinions】

yoshida shoin 01llust by 加藤タカシ

夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。(吉田松陰)

OPtitle tokumoto 

夢や目標をつくることは、とても大事ですがその後の行動がなければ、計画の作成はまったく意味がなくなります。立派な計画書に時間をかけるよりも簡単な計画書を書いたら、すぐに行動したほうがよいに決まっています。しかし、私たちはパワーポイントを綺麗に仕上げることに時間を使ってしまうなど、行動しない罠に陥りがちです。吉田松陰の冒頭の言葉は、目標設定や行動についてのホワイトカラーのリスクを的確についていて、自分の甘い動きを修正するのに役立ちました。

“実行こそがすべて。これが私の持論である。アイディアは課題克服の5パーセントにすぎない。アイディアの良し悪しは、どのように実行するかによって決まると言っても過言ではない。”(カルロス・ゴーン) 

また、アイデアとは課題解決のための手段にすぎませんから結果を出すためには、それを行動に移すことが欠かせません。頭で考えるだけで、それを行動に移さなければせっかく作成したアイデアが全く無意味になってしまいます。ある仮説をつくったのなら、まずは小さな一歩を踏み出して結果を確認しながら、次のステップに進むようにしましょう。

たとえ、失敗してもそこで、諦めてはいけません。悲観的にならず、アイデアの一つが間違っていたのだとポジティブに考え別のアイデアを考えればよいのです。このように、アイデアの良し悪しは、行動しなければわからないのです。

"短気を起こして、プロセスを省略すると、ろくなことにならない。重要なのはスピードそのものではない。慌てず、忍耐強く、適切なタイミングで、プロセスに必要な段階を全て踏むことが大切なのである。"(カルロス・ゴーン)

また、カルロス・ゴーンというとスピードというイメージがありますが彼はプロセスを省略してはいけないと言っています。仮説、検証を繰り返しながら、行動することで私たちはよい結果を生み出せるのです。

私は、いつも新しいことにチャレンジしているので、人に比べてはるかに失敗が多いです。失敗を気にしてばかりいると、次の行動ができなくなりますが、失敗した理由を突き止めることは必要です。そもそもアイデア自体の仮説が間違っていた、タイミングが悪かった、組む相手が悪かったなど、失敗の理由を明らかにして、次に何をするのかを決めるのです。以前は、すぐにあきらめていましたが、多くの賢人の名言を読んで、失敗を恐れなくなりました。当然、カルロス・ゴーンの名言も参考にしています

さて、ゴーンの言葉は、部下に夢を与えるものと叱咤激励するものに分かれます。彼の言葉を何度も繰り返して読むと、不思議と元気になってどんな難しい課題でも解決できる!と思えてきます。

希望のないケースなどは見たことがありません。十分なエネルギーを持って事に臨めば、どのような問題であっても解決できます。

希望のないケースは見たことがない=解決できない課題はないと考えメンバー全員の力を組み合わせればよいのです。リーダーは課題を見つけたら、すぐにメンバーに的確な指示を出し次の経営課題に着手すべきです。当然、行動は経営者にも必要だと彼は次のように言っています。

経営における迅速さというのは、決定の迅速さではありません。行動の迅速さです。大切なのは、問題を発見してから、その問題が実質的に解決されるまでの速さなのです。”(カルロス・ゴーン)

ゴーンの言葉は、自分のビジネスにも使えます。課題を見つけたなら、「どのくらいのスピードで課題を解決できるのか?」を絶えず自問するようにして、行動する心構えをつくりたいものです。

心得その08
“夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。”(吉田松陰)

今すぐやるべきこと
・課題を見つける
・簡単な計画書をつくる
・すぐに行動する

 

AOUTHOR

徳本昌大/ソーシャルおじさんズ代表、ブロガー、都内広告会社でコンサルタントとして働くビジネスマン。iPhoneとソーシャルメディアが人生を変えた。著者『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(高橋暁子との共著、マイナビ)など多数。