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あなたの心の奥底には、「完成へと駆り立てるもの」があるということである。(ブライアン・トレーシー)

brian tracy 01llust by 加藤タカシ

大きく重要な仕事になかなかとりかかれないのは、主として、初めはあまりに大きくて大変なように見えるからである。大きな仕事を細切れにするやり方を、「サラミスライス法」と呼ぼう。仕事を細分化し、1つずつこなしていくのだ。サラミを1枚ずつ食べるように、カエルを1かけずつ食べるわけだ。覚えておいてほしいのは、あなたの心の奥底には、「完成へと駆り立てるもの」があるということである。(ブライアン・トレーシー)

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“今日できることを明日にしてはいけない。遅延は時間の盗人だからだ。”(チャールズ・ディケンズ)

私の中には、良い自分と悪い自分が同居しています。悪い悪魔がときどき現れ、大事なタスクを今やらなくてもいいよと囁きます。以前はこの誘惑に負けていたのですが、最近は考え方を変えています。

先延ばしは時間泥棒だととらえ、少しでもよいので、行動を起こすようにしたのです。私はいろいろな書籍を読む中で、先延ばしを解決するためのルールを見つけました。それは、紙に書き出すというシンプルなアクションです。まずは、タスクに取り組む前に、プロセスを頭の中でイメージしましょう。イメージしないことが、タスクに対する恐怖感をどんどん増幅して、先延ばしにつながっていくのです。脳は、嫌なこと大きく大きくとらえがちです。紙に書き出すことで、頭が整理され、そのタスクが、思っていたモノとは異なり、意外に簡単なものに思えてきます。これで行動するのが怖くなくなるのです。

また、そのタスクが巨大に見えたたとしても、書き出すことで、頭がそのタスクを解決しようと、動き出します。大きなタスクを解決するためには、いくつかのステップに分けることが重要です。デッドラインと相談しながら、細かくタスクを切り刻むのです。タスクが小さくなることで、自分にできるはずだと思えるようになります。このメッソドを私はコンサルタントのブライアン・トレーシーから学びました。彼の名著『カエルを食べてしまえ!』の中で、サラミスライス法としてこのメッソドが紹介されているので、以下引用します。

“大きく重要な仕事になかなかとりかかれないのは、主として、初めはあまりに大きくて大変なように見えるからである。大きな仕事を細切れにするやり方を、「サラミスライス法」と呼ぼう。仕事を細分化し、1つずつこなしていくのだ。サラミを1枚ずつ食べるように、カエルを1かけずつ食べるわけだ。覚えておいてほしいのは、あなたの心の奥底には、「完成へと駆り立てるもの」があるということである。”(ブライアン・トレーシー)

細切れにすることで、私たちは軽い気持ちで行動できるようになります。 まずは、5分でもよいので行動を起こして、自分にもできた!と思うことです。1つのタスクをこなすことで、自信が生まれます。小さなことでも始めることで、達成感を感じることが、重要なのです。 うまくいけば、タスクに集中でき、短時間でそれを片付けられるかもしれません。この繰り返しによって、いつの間にか、大きなタスクもやり遂げられるようになります。

“こま切れにした仕事の1つなら、軽い気持ちでこなせるだろう。そして、1つ仕上げれば、もう1つやろうという気になる。1つずつこなしていけば、やがて知らず知らずのうちに大きな仕事が完成する。覚えておいてほしいのは、あなたの心の奥底には「完成へと駆り立てるもの」があるということである。仕事にとりかかり完成させると、喜びと自分の力を感じるはずだ。仕事を終結させたいという内奥の無意識の欲求が満たされるわけだ。この完成させたい、終結させたいという意識が、あなたを次の仕事に向かわせ、最終的な完成へ押し進める。”(ブライアン・トレーシー)

あとはデッドラインに向かって、行動を起こすだけです。1度始めてしまえば、そのタスクを終わらせようという意識が働きます。こう考えることで、タスクが怖くなくなり、行動しやすくなるのです。先延ばししたくなったら、まずはタスクを紙に書き出しましょう。

タスクをコントロールするためには、アプリを活用するのも良いでしょう。私はビジネスのやりとりにChatworkを活用しています。タスクが生まれたら、関係者を招待して、ビジネスをここで進行するようにしています。PC、スマホなど環境にとらわれずに、メッセージやファイルのやり取りができます。UIもシンプルなので、誰でもすぐに使えます。社内だけでなく、社外のメンバーも含め、コミュニケーションができるため、最近では、会社のグループウェアより重宝しています。いくつものタスクを多様なメンバーとやり取りすることも可能なので、おすすめです。タスクとコミュニケーションを「見える化」することで、どこがボトルネックになっているかもすぐにわかります。担当者へのメンション機能によって、進捗管理できますし、検索機能で過去の履歴もすぐに確認できるのも嬉しいですね。

chatwark

もしも、タスクが大きく見えたなら、このサラミスライス法とChatworkを活用してみましょう。タスクを細かく切り刻んで、メンバーとコミュニケーションしているうちに、解決策が必ず浮かんでくるはずです。

心得その05
“大きく重要な仕事になかなかとりかかれないのは、主として、初めはあまりに大きくて大変なように見えるからである。大きな仕事を細切れにするやり方を、「サラミスライス法」と呼ぼう。仕事を細分化し、1つずつこなしていくのだ。サラミを1枚ずつ食べるように、カエルを1かけずつ食べるわけだ。覚えておいてほしいのは、あなたの心の奥底には、「完成へと駆り立てるもの」があるということである。”(ブライアン・トレーシー)

今すぐやるべきこと
・タスクのプロセスを頭の中でイメージする
・細かく切り刻んだタスクを書き出す
・デッドラインに向かって行動を起こす

執筆者

徳本昌大/ソーシャルおじさんズ代表、ブロガー、都内広告会社でコンサルタントとして働くビジネスマン。iPhoneとソーシャルメディアが人生を変えた。著者『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(高橋暁子との共著、マイナビ)など多数。