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知りたい企業情報が瞬時に調べられる、ビジネスマン&就活生必携アプリが登場 at アプリ博2015【apps】

TechWave主催の「アプリ博2015」が3月23日に東京・お茶の水ソラシティカンファレンスセンターで開催された。参加企業はスタートアップをはじめ60以上。アプリ博はプロモーションや事業連携、社内利用といった可能性のある有力アプリや、アプリの成長支援・収益化支援を手がける開発支援サービス企業を集め、デモを見たり説明を受けることができるビジネスのための展示会兼ネットワーキング型のイベントで、今回で5回目の開催となった。

スタートアップから一躍スターダムまで

アプリをキーワードに、実にさまざまな顔ぶれが揃ったイベントだった。テクノロジーから地域活性を図る仙台の一般社団法人。個人向け名刺管理サービスのリリースをきっかけに、法人向け名刺管理サービスを開始、あれよあれよという間に総額14億円以上の資金調達を行い、今ではセキュリティ等の問題でクラウドサービスの導入が難しかった官公庁や自治体、大手企業などの導入が進むベンチャー企業。「たった3分、遊ぶだけで株が分かる!」というキャッチフレーズで、実際の株銘柄チャートをベースにした明日の株価をみんな(SNSを通じて)で予想するアプリ。アプリ開発における「オフショア」をビジネスにしている企業などなど、ビジネスのための展示会を標榜するだけあってその顔ぶれは多彩だった。

仙台市をモバイルアプリの開発拠点とした新しいICT産業の創出を目指した「グローバルラボ仙台コンソーシアム」のブースでは、活動を通じて生まれたアプリを展示。

個人向け名刺管理サービス「Eight」に始まり、法人向け名刺管理サービス「Sansan」でいまや飛ぶ鳥を落とす勢いのSansanブース。3月16日には経済産業省がSansanを導入したことが話題にもなった。

 

電通ブルーが発売しているスマートロック「246」。3月5日から一般販売を開始している。

 

ありそうでなかった、無料アプリ

出展社情報はTechWaveのサイトをご覧いただくとして、本稿では特に、ありそうでなかった、全国50万社の企業情報が瞬時に検索・閲覧できるアプリを紹介する。

営業マンに限らず、社外の誰かを訪問する際に必ず行うのが、相手企業のことを事前に知っておくこと。でも、有償サービスを除くほとんどの場合は、Google検索を使って会社概要や本社支社の住所などを調べるのが常であろう。

また、言葉は悪いが、企業サイトによっては、自分が知りたい情報よりも企業が売りたいものの情報が前面に出ていることも多く、効率よく訪問先の情報を得るには結構な時間を要する場合も多い。

その情報収集に一役買ってくれるアプリが登場した。Plainworksの「NOKIZAL(ノキザル)」だ。すでにAndroidアプリ版とWebブラウザでのサービスを開始し、iOS版は取材時点でアップル審査中とのことで、まもなく公開される見込み。

ちなみにNOKIZALとは、上杉謙信に仕えていたとされる忍者「軒猿」から名付けられたそうで、戦国時代における情報戦において最強の呼び声の高かったとされる上杉を影で支えた軒猿のように、現代社会でもビジネスマンにとってNOKIZALが支えになるように、とのことだ。

NOKIZALには50万社以上の企業情報やその関連情報が登録されており、アプリ・基本機能の使用は無料だ。企業・業界分析が瞬時に行える法人向けオンライン情報サービスではUZABASEの「SPEEDA」が有名だが、よりパーソナルな意味合いで、誰かに何かを報告するためのものではなく、調べたい企業情報を瞬時にアプリ内でスグに調べられるという点では、ありそうでなかった便利ツールだ。

NOKIZALで収集できる情報は、独自開発のクローリングエンジンを使って企業サイト内外から収集したものと、一部公開情報の購入データが登録されているそうだ。

ビジネスパーソンのみならず、3月からスタートしている就活生にも一役買いそうなアプリである

NOKIZAL

 

執筆者

小林正明(GMBA編集部 編集長)_雑誌編集に従事する傍ら、2010年以降はもっぱら関心事がモバイルに移り、教育、ビジネス、医療におけるモバイルの先端事例を追う中で、「日本のモバイルITは、本来届くべきところに届いていない」ことを痛切に実感。日本に残された最後のチャンスはモバイル革命だと信じ、GMBAに参画する。